カルロス・ゴーン被告国外逃亡は悪手でしかない。その理由は?についての考察
こんにちは、挑戦者Zです。
今回は、以前もお伝えした、カルロス・ゴーン被告国外逃亡についてです。
年始の休みも終えて徐々にカルロス・ゴーン被告国外逃亡の全容が見えてきました。
そこで、今回はカルロス・ゴーン被告国外逃亡は悪手でしかなかったこと、なぜ日産の社長から会長になるまで日本の企業を引いたのにこのような悪手というか最悪の部類に属する行為をしたのかにつてい考察していこうと思います。
カルロス・ゴーン被告国外逃亡がなぜ悪手なのか
カルロス・ゴーン被告は、日本の刑事司法に否定的な感想を持ったとしてもこのような行為をすべきではなかった。
なぜなのか?
海外の反応はともかく、日本においては刑事司法で捕まった場合99%有罪になると言われています。
そこで、カルロス・ゴーン被告は自分が無罪であっても有罪になってしますので逃げて日本の不当性を主張していかなければと思ったのでしょう。
ですが、日本においては、無罪であればその主張をしべきであるし、もしその主張が司法で受け入れられなかったとしても、日本人には同情が起こるということを理解していないかったと思います。
例えば、日本においては、農林水産省の元次官であった方が自分の長男を殺害した事件でも、殺人自体は認められないにしても心情的には同情できるというような世論の形成をされます。
罪には問われますが、国民感情的には無罪でいいのでは?となる。
このようになれば、その後の社会復帰や社会での扱いが違ってきます。
また、ホリエモンが社会復帰出来たのも、高齢者世代はともかく、ホリエモンと同世代などは、もう少しうまくやれば罪に問われなかったのにという心証がどこ何あったのだと思います。
私自身、ホリエモンの事件は世代間闘争に負けただけだと感じています。
それはさておき、今回のカルロス・ゴーン被告国外逃亡はしっかりと司法で争わずに国外逃亡を選択した時点で最悪です。
なぜカルロス・ゴーン被告国外逃亡したのか?
どうして、国外逃亡を選んだのか?
ここからは、私の勝手な推測になります。
日本においては、海外の要人には礼を尽くします。
海外の要人とは、一国の国務に携わるような方を言います。
カルロス・ゴーン被告はどうでしょう。
確かに、ルノーはフランス政府の出資がされていて半国営企業のようなものかもしれません。
ですが、日産は完全に私企業です。
私企業であれば、フランスの国内では国営企業のな扱いがなされていようともあくまでも私企業でしかありません。
更に、国営企業といえども、一国の大臣でもなければ省庁に所属している訳でもありません。
そうすると、日本では特別扱いはされません。
日産においても、自分達で改革をお願いした経営者である以上、私物化をしていても多少は目をつぶることはしていたのでしょう。
それをいいことに、ほしいままにやりたい放題をしていたのではと思います。
私は日産で働いたことがないのでなんとも言えませんが、やり過ぎ感が出ていたら日本企業では刺されますね。
殊に今回は、ルノーが日産を合併して吸収しようとしていたのを阻止するために行われたとこ言われています。
こうなってくると、日本においては日産に非はないと映ります。
カルロス・ゴーン被告は10年以上日産という日本企業を率いてきてそのようなことが判らなかったのか?
カルロス・ゴーン被告は日本の政府や日本企業を完全に舐めていたのではないかと思います。
とはいえ、日本が外圧に弱いというのは事実だと思います。
ですが、メンツを重んじることも忘れてはいけません。
日本に名を取らせて実をカルロス・ゴーン被告が自分で取るといったことができなかったのか?
カルロス・ゴーン被告は優秀な経営者であるはずなのに何を見ていたのか?
その辺りは、カルロス・ゴーン被告しか知りえないことです。
まとめ
カルロス・ゴーン被告国外逃亡は、日本においては悪手でしかありません。
ルノーのつてを使って、フランス政府の働きかけを使ってもダメだったので、自ら計画して海外逃亡したのでしょうが、日本においては評価されません。
これからは、レバノンで余生を過ごすならまだしも、日本と犯罪人引渡条約を結んでいる国には出国できないのではと思います。
とはいえ、受け入れ先の国が日本に引き渡さないという選択をするのであれば別でしょう。
国外から、日本の司法を批判することはできますが、日本では逃げたという評価が覆るとは思えません。
今回の、カルロス・ゴーン被告国外逃亡のニュースをみて金さえ積めば国外逃亡ができることが判ってしまい、更に今回カルロス・ゴーン被告人が使った方法はもう使えなくなります。
このように言い切れるのは、日本のメンツが国外逃亡を許さないという方向で働くからです。
もっと、国外逃亡黙認の根回しをすべきでした。
カルロス・ゴーン被告は自分のことしか考えていないとみなされて、多くの日本人を敵にしたのではないかと思います。
今回のレポートはここまでです。
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