速報!カルロス・ゴーン被告、レバノンで緊急会見についての感想
こんにちは、挑戦者Zです。
2020年1月8日日本時間22:00に国外逃亡したカルロスゴーン被告が会見を開いています。
どの様な会見をするのか非常に楽しみです。
会見の内容と感想
日本の人質司法についての問題提起をしています。
国際的基準がどこにあるのかは、ハッキリしないですが、日本の場合は起訴して有罪にできるものしか起訴しないという扱いです。
そこが、他国との違いになっていますが、起訴できないグレーの場合は起訴されないということです。
やり過ぎたら、有罪になるということを知っていたのではないかと思います。
日本での裁判が遅延しているので正義の問題ではなく、脱出したと言っていました。
脱出したら、ダメでしょうと言いたい。
無罪だというのであらばなぜ逃げたのか、人権が守られない?からというのは自己肯定のための方便にしか映りません。
日本の政府関係者の名前も出すとの当初の触れ込みでしたが、レバノンの政府の関係もあるので言わないと言い出しました。
何なのか?
言ってほしかったのに・・・
さらに、逮捕されてた時に、貪欲など独裁者といわれた、私は日産を復活させたのにこんなことを言われるのは遺憾だという言っていました。
このような評価は、どのように評価するかは自分が評価をするものではなく、他者からの評価でしかないので、遺憾だと思っても受け入れるしかないと思います。
まさかの、ゴーン被告の報酬は決まっていなかったとも言っています。
報酬が決まっていないで日産の社長についたのか?
最低保証があったのであれば納得できますが、この反論は苦しいですね。
日本では有罪になるが、テネシー州では無罪になるらしいです。
国が違えば有罪無罪の判断は違います。
ゴーン被告は何を言っているのか、日産はテネシー州の会社ではありません。
しかも、テネシー州というアメリカ合衆国の一つの州で無罪になる事を上げているだけで反論としては弱いですね。
家族と会わせなかった日本の取り調べがおかしいと主張しています。
家族が証拠隠滅する恐れが強い場合は、会わせないのは当たり前のような気がします。
ゴーン被告は、家族が証拠隠滅をする恐れがないことを主張しなければいけないところを、感情論に終始しているような印象です。
正直説得力に欠けます。
まとめ
今回のカルロス・ゴーン被告人の会見は、テレビ東京のみが会見に参加できたようですが、この選択もどうなのか?という印象です。
WBSでの放送を期待しているのでしょう、カルロス・ゴーン被告人の意図はよくわかりません。
日本の一般的な刑事司法の問題点についての批判は、まあそうだねというような主張で新しい視点は示されていないような気がします。
真実を話せば拘束を解くや起訴事実を認めれば開放されるということは、どの捜査機関でもいうことなので、そのことをもって人権侵害だというのであれば、どの国でも同じ主張はできるのではないかと言えると感じました。
ハッキリ言ってしまえば、今回のカルロス・ゴーン被告人の会見は自己正当化をしているだけです。
このようなことは、裁判で主張すべきことなのに、国外逃亡までしてさらに日本のメディアをほぼ廃除して主張することなのでしょうか?
日産とルノーの合併なりルノーへの日産の吸収が事の本質であれば、根回しをしないで吸収しようとしたカルロス・ゴーン被告人の経営手腕が悪かったとしか言えないような気がします。
そこで、クーデターが起こされたという主張は何を言っているのかという感じです。
企業連合であれば、それぞれの思惑があるのが通常でしょう。
それを、自分だけは特別であるとでも思っていたのか?
事実はいろいろな側面があるので、カルロス・ゴーン被告人の捉え方も有れば立場か違えば違う捉え方もあるということを理解しているのかいないのか、理解したうえでわざと自分の見解を言っているのでしょうが、苦しいとしか言えないと思います。
会見の中継を見て感じたことは以上です。
また、後日いろいろな意見が出そろった後にもう一度まとめようと思います。
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