就活セクハラについての感想
就活セクハラが横行しているとの告発を就活生が行ったようです。
「こうしたつらい中での就活を後輩に経験させたくない」
学生有志が記者会見を行い、企業や大学、厚労省に対して #就活セクハラ への具体的な対策を求めました。#MeToo #KuToohttps://t.co/fzFXOWzv2u
— ハフポスト日本版 (@HuffPostJapan) December 2, 2019
勇気ある行動です。
私も、セクハラには反対です。
なぜ、就活セクハラがおこるのか?
就活生と企業の採用担当者は、学生と雇用関係などはないけれど将来的に雇用関係が生じる可能性があることを認識する必要があり、また、認識していないとすると企業側の教育が不十分であると評価せざるを得ません。
なぜなら、最近では企業内ではセクハラは御法度、これは同じ企業に働いている場合のみなのでしょうか?
これから入るであろう就活生にはセクハラ御法度は通じないのでしょうか。
私は、上司部下といった関係が無かったり、同じ職場で働いていなくても、就活生はこれから同じ職場に入ることを希望している以上同様に扱うべきだと思います。
もともと採用する気がないので、セクハラをするのか?
ではなぜ、職場の同僚と同じに扱えないのか?
それは、やはり採用される可能性が低いといった認識があるからではないでしょうか。
もし、採用されて同僚になった場合のことを考えるとセクハラはしないと思います。
あえて擁護するなら、セクハラと認識する行為についても個人差が結構あるので、たまたま気にする人だったということもたまにあります。
ですが、個人的に指導するといったことはまずセクハラになると思います。
何を指導するのでしょうか?
さらに、耳に息を吹きかけるといったことまであるようです。
ここまでくると、完全に企業イメージを損なっているように思います。
このような行為をするようでは、もともと採用する気がない、ただ遊んでいるだけにしか見えません。
就活生の側にも問題があるのか?
私は就活生にも問題が有るように思います。
私の感覚からするとセクハラされた場合は、その会社に入社したくないと思わないのか疑問に思います?
セクハラされても入社して自分のキャリアに繋げようとするたくましさが有れば告発はしないし、セクハラを我慢して受けたけど入社できなかったということなのでしょうか。
セクハラしてきた企業にあこがれていてどうしてもその会社に入りたいということはあるのか?
そもそも、どのような仕事をしているのかについてはっきりと認識している人はまずいないと思います。
会社ごとにそれぞれ個別の事案があるためです。
そうまでして入りたい会社としているのは自分のこだわりに過ぎないので、もう一度何をしたいのかについて考えたほうがいいともいます。
感想
日本企業が競争力を無くしているといった報道がされているのをよく目にします。
この要因は、日本企業の人材育成や人材に支払う報酬が海外の企業に比べて少ないから優秀な若手が入ってこないなどど言われています。
しかし、本当の理由は、日本企業の就活が個人の資質や能力を見ていない、或いは測れていないことにあると思います。
その表れが、この就活セクハラだと思います。
しっかりとした選考をしていないので、セクハラしても問題ないという考えに至るのではないでしょうか。
セクハラは昔からあるもんだというようなことでお茶を濁さずに、人事採用面をもう一度考え直した方が良いのではないでしょうか。
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